温故知新
お久しぶりです。今回はTYPE-MOONの"月姫"のプレイ感想を簡単に書きます。
「お前なら "RIDDLE JOKER" とかじゃないの?」と言いたい方、その通りだと思います。ただ萌えゲーを脳死プレイし続けていたある日、「自分は何を求めてゲームやってるんだ?」と一度疑問を持ってから答えが出せず、エロゲモチベが無くなったためPCの中で未プレイのまま寝てた"月姫"をやったらこれが面白かったんですよ。
このゲームがPCに入っていた縁に感謝しています。
興奮冷めやらぬうちに何が良かったのかを文字に残しておこうかなと思い立ちました。
1. 昔のゲームだったこと
今ではスマホ片手に異世界へ旅立つ世の中ですが、"月姫"は2000年に出たゲームです。18年前なのでスマホはもちろん、携帯電話すら作中には一度も出ていなかったはずです。特に濡れ場のBGMなんて「うわふっるw」って感じがしました。それが新鮮だったりするわけです。
「古い」かつ「つまらない」ゲームを今更やることは普通ありえません。そんなゲームは縁で回ってこないので。そういうことなんだと思います。
2. 演出に工夫を感じること
当時のゲームということもありキャラクターに声がついていません。Enterキーを一回押すとテキストが出てくる、それを読むの繰り返しです。今は声優さんが適度な速度、間を持ってキャラの発言を読んでくれますが、このゲームではそれがありません。代わりに、ナレーションに限り「一度Enterキーを押してどこにどれだけ文を表示させるか」が工夫されており、演出への熱意を感じることができます。
あとはゲームに欠かせない演出として、裏ルートの解放とかタイトル画面の絵の変化とかですね。私はこういうのが大変好きだし、ゲームにおいて重要だと考えているので、このゲームにもそれがあり嬉しかったです。
僕が触ってきた萌えゲーに関してはこの辺に乏しかったのかなと気づかされました。この気づきが月姫やって一番の収穫です。
「ストーリーが面白かった」「音楽が良かった」みたいな評価は教養が低い故あまり自信がないのと、型月で敵を作ると殺されるので最小限に。
翡翠true と タイトル画面の曲(月下) が好きでした。姫様とシエル先輩の"教会・魔術"の世界よりは翡翠が言っていた"浅神・巫浄・両儀・七夜"の世界に興味があるので、その辺のゲームがあったら誰か貸してください。今ならモチベが高いです。
今回の記事は以上になります。最近はグラブルに脳を壊されている(そしてグラブルで何か書くようなことはない)のでブログのネタに困りがちです。そういう意味でもなんか面白いゲーム借りたいですね。
ありがとうございました。