ポケモンSV : 眼鏡イーユイ軸 【S8ランクマッチ シングルバトル】
こんばんは、いんてぐらるです。HSのバトルグラウンドがクエスト環境になり、元々クエスト下手で全然勝てなくなったので別のゲームに浮気しました。レート対戦は6世代が最後で剣盾はストーリーだけしかやってなかったので、久しぶりの対戦は結構楽しかったです。
今作は対戦中のBGMをかなり気に入っていて、スター団とネモ2を聴いてるだけでいい時間が過ごせました。
【構築経緯】
環境に大量発生しているカイリュー+サーフゴーの並びを簡単に崩せる霊テラス眼鏡イーユイを中心に構築を考えることにした。
イーユイの苦手なポケモンである連撃ウーラオスとディンルーに圧力をかけられるハバタクカミとキノガッサを採用した。
電気と地面の一貫をとりあえず切ろうと思い、イーユイとそれなりに相性保管がとれるカイリュー、ステロが使えて積みの起点にされにくいディンルーを採用した。
パオジアンが重くなり物理受けが1匹は欲しかったので、パオジアンに有利+対面操作ができるヘイラッシャを採用した。
【個体紹介】
ミヨミヨー
イーユイ@こだわりメガネ
特性 : わざわいのたま
テラスタイプ : ゴースト
性格 : ひかえめ
技 : あくのはどう/かえんほうしゃ/バークアウト/オーバーヒート
実数値 : 139-×-107-203-141-139
調整
S : 準速ロトム抜き
D : 余り
C :
H4ハバタクカミを火炎放射で確定1発(100.7%~)
H252等倍テラスタルのチオンジェンをオーバーヒートで確定1発(100.0%~)
H252チョッキヒードランを悪の波動で乱数2発(97.2%)
今回の主人公。爽快な火力が出せて楽しいポケモン。カイリューサーフゴーの並びに対してはイーユイとサーフゴーの対面を作ればだいたいそのまま勝てる。
技構成は悪波とオバヒが確定、放射or噴煙、1自由枠。
噴煙も悪くないが、CSハバタクカミとHDドオーの確定数が動くので今回は放射。
1枠はテラバやサイキネあたりが候補。
キノガッサを見て出てきた草テラス身代わりヒードランに通りそうなバークアウトを採用したが、2,3回役に立った。サイキネが欲しい場面はなかった。
ちなみに連撃ウーラオス相手はオバヒで185ダメージからなので、相当耐久に振っていなければ霊テラスで水流連打を耐えてウーラオスにも勝てる可能性がある。
すばやさの実数値が138あるとスカーフを持った時に最速テツノツツミ抜きになる。火力のあるポケモンはこれくらいのS調整をしておくと同じ個体でスカーフに持ち替えられるので、雑にランクマ遊びたい人にはおすすめのS調整。
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
特性 : こだいかっせい
テラスタイプ : フェアリー
性格 : ひかえめ
技 : ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/ほろびのうた
実数値 : 142-×-101-198-156-157
調整
H-B : A189パオジアンの氷柱落とし最高乱数切り耐え
S : 最速90族抜き 最速ランドロスと同速
C : 11n
D : 余り
大体のポケモンの上を取れ、大体の相手に殴りあえるので初手でも裏でも選出しやすいポケモン。選出率は1番高かったと思う。綺麗な種族値をしたポケモンだが努力値はカツカツで、よくある調整からHの実数値をSに1だけ回している(最速スカーフランドロスに上を取られたため)。
ムーンフォースをぶつけた時の敵へのダメージがちょうど50%くらいのことが結構あり、C187ムーンフォースを意識した耐え調整を崩せて偉かった。
ブーストエナジーでSが上がる調整だと控えめにできないので、スカーフにはスカーフの良さがある。
技はムンフォシャドボ@2で、滅びは使ってて強かったので固定、@1はテツノドクガやウルガモスを逆襲できるパワージェムで使っていた。1度も押さなかった。電気弱点のポケモンがちらほらいるので10万の方がいいかもしれない。
シーズンが終わった後に個体確認をしたら性格がうっかりやのままミントを使っていなかったことが発覚した(=全戦うっかりやでランクマしてた)。うっかりやなポケモントレーナーである。
特性 : テクニシャン
テラスタイプ : くさ
実数値 : 135-200-101-×-80-122
技 : タネマシンガン/マッハパンチ/きのこのほうし/じならし
数字に関してはあまり話すことがないポケモン。種マッパ胞子@1の枠は、サーフゴーに勝てる価値を信じて地ならしを選択した。
サーフゴーに胞子を無効化されても襷が残っていれば問題ないが、ボルチェンなどで襷を剝がしながらサーフゴーに着地されると即負けなので、その手のポケモンを見た際は選出に注意が必要。エナジーが発動しないツツミの対面は即引きも検討する。
ディンルーを選出されることが少ないorディンルー+サーフゴーの選出をされている のパターンだったので、置いておくだけでそれなりの仕事をしていたと思う。
さすがに選出回数が少なかったので今後構築を詰めていくならこの枠をいじりたい。結局世間様のバレルイーユイになるのかもしれない。
カイリュー@あつぞこブーツ
特性 : マルチスケイル
テラスタイプ : ノーマル
実数値 : 197-198-119-×-121-104
調整
H: 奇数最大値
S : 無振りサーフゴーと同速
A: 11n
BD : 余り
もともとイーユイとの同時選出を考えていたのでゴツメ電磁波の何かにする予定だったが、低命中の渦は信用したくないのとイーユイが刺さらない相手にも投げられるよう単体で強い型にした。ディンルーとカイリューで荒らしてカミを通す動きが強かった。
持ち物はヘイラッシャに残飯を取られたのでブーツで使っていた。役に立ったかは怪しいが、ステロにおびえず選出しやすいのが良かった。
Sは同族同型のチキンレースに大体勝てそうなくらいの調整。ドラテは単体でも使える技だが、アンコと両立したらもっと強そうだと感じた。
シーズンが終わった後に個体確認をしたらAの個体値が31でなかったことが発覚した(=全戦A妥協個体でランクマしてた)。物理ポケモンは金の王冠を使うことでこういうことを回避できる。
ディンルー@オボンのみ
特性 : わざわいのうつわ
テラスタイプ : はがね
実数値 : 261-136-160-×-127-66
技 : ヘビーボンバー/カタストロフィ/ステルスロック/ふきとばし
地震1ウェポンのディンルーはあまり使いたいと思っていなかったのでヘビーボンバー型で使用していた。調整は有名強者の丸パクリ(おそらくパオジアン意識の調整)。
ディンルーカイリューの並びがハバタクカミパオジアンミミッキュあたりの選出誘導力が非常に高いため、そういうPTに対しては初手鋼テラスヘビーボンバーで結構楽に勝てることが多かった。地震がないので本来勝てるはずの鋼や炎に勝てないが、それらはイーユイやカイリューで見れるため結果的にヘビーボンバーで正解だったと思う。
サンダーに対しては5ターンくらいもらえるので好きなだけカタス/ステロ/飛ばしで荒らせて強かった。
ヘイラッシャ@たべのこし
特性 : てんねん
テラスタイプ : フェアリー
実数値 : 257-121-178-×-89-57
技 : ウェーブタックル/ヘビーボンバー/あくび/まもる
調整
H: 最大値 16n+1
H-D : C187ムーンフォースを残飯込み2耐え
S : 同族意識
A: 余り
パオジアンに困っている人が使っている印象の多いポケモン。実際零度と電気テラス以外には勝てるし、電気テラスも守る挟めば2耐えすることもある(パオジアン側の性格による)。あくびによるたべのこしの数稼ぎとイーユイの安全着地が強く、イーユイと同時に出すことが多かった。
テラスタイプはたまたまフェアリーのレイド個体があったので使っていたがフェアテラが活躍したことは一度もなく、ヘビボンなら鋼テラスが正解だった。このPTには鋼がいないため、ディンルーのように鋼テラスして相手のフェアリーを逆襲する動きを取れると良かったと思う。
ウェブタあくび守るはとりあえず良いとして、残り1枠は結構難しかった。不一致ヘビーボンバーはパオジアンに全然入らない。半減されない相手は基本的にウェブタでよくね?となる。このPTの場合は鋼テラスヘビーボンバーか、毒テラス思念が正解だった。
特性は思考停止で天然にしていたが、このポケモンはあくびが本体のため挑発の効かない鈍感もアリかもしれない。
技やテラスタイプは最適化されないまま使っていたが元のスペックが高く普通に活躍していたし、特にイーユイと組ませるのが合っていた。バレルはウーラオスに強く、ラッシャはパオジアンに強い。
【選出】
イーユイを通す場合の選出は大体これ。サーフゴー+カイリューは勝てる。
+ or
相手が受け志向のPTの時は上から胞子が通りやすいのでキノガッサを出せる。イーユイはラッキーハピナス以外の数値受けを許さないのでドオーアマガとかは大体勝てる。
相手にフェアリーが多めな時に出す。鋼ディンルーとカイリューで荒らしてカミで締める。
その他ディンルーラッシャでステロあくびができる。
キノガッサは催眠無効/連続技/とんボル/霊 を気にしながら見極める。知らないところでラムのみを食べられることもあるので出さない方がいい場合が多い。
なんとなく最終3桁を意識しながらやってて100戦未満で達成できたので良かったです。途中使っていたヒスイポケモンを提供してくれたZくん、Tさんに感謝。
バトルグラウンドに戻ります...