単位がヤバコイル

銀髪が好きです Twitter : @yequalaxplusb

究極の鮪・至高の鰹

 

 こんにちは、いんてぐらるです。最近一人暮らしを始め自分の食事を自分で用意しています。けれども工夫を凝らして「料理」するほどの甲斐甲斐しさは持ち合わせてないので、基本的に食材を買って鍋に放り込んで煮沸して醤油かければだいたい美味いだろ!といった感じの原始的な食事をしています。

 くわえて朝は時間がないので、もっと簡単にすませています。具体的には冷凍したご飯をチンして豆腐とツナ缶とたべています。市販の豆腐は木綿が美味しいということを発見しました。

 問題はツナ缶です。スーパーや薬局に行くと「ツナ缶にこんなに種類いるか?」というくらい多様なツナ缶がありました。実はツナ缶の世界は世間一般で思っているより複雑かもしれません。

 そこで今回は11種のツナ缶を食べたレポートを発表します。よろしくお願いします。

 

 

 

ツナ缶について

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 Wikipediaから引っ張ってきました。この通り、ツナ(Tuna)はマグロと思われがちですが、実はカツオ等を含んだ意味を持つ言葉です。

 実際のツナ缶もほぼ全種がマグロではなくカツオが原料になっています。万人が想像するツナ缶はいわゆる「かつお油漬け」で、他の缶詰と比べると塩分が少なく油分が多いです。とはいえ蓋を外してご飯の上にひっくり返すようなことをしなければ缶に余剰油分を残せるので、ティッシュで拭き取れば水で洗ったかのように綺麗になります。

 余談ですが私が最近やっているゲームでは鰹が必需品となっており、鰹を持ってないと「え、鰹ないの?」と馬鹿にされるか同情されるかという有様です。加えてマグロには価値がありません。鰹をやると元気になる犬もいないので悲しみに溢れています。私は鰹が無いので、毎朝ツナ缶を食べると憂さ晴らしにもなっていい感じです。

 またなぜ缶詰の中でも肉類や他の魚類でなくツナ缶を食べているかというと、まず肉類の缶詰は基本的に魚類の缶詰より少し高いです。

 さらに、サバ缶など魚類の缶詰の多くは缶の中に汁分が多く、汁分には塩分が多く分布しています。しかし、汁の中には小さなサバ等の魚肉の欠片が浮かんでおり、そのまま捨てると流しが詰まりやすく頭を抱えます。

 その点ツナ缶は汁気が非常に少なく、缶詰の中を綺麗に食べきることができます。サバ缶と比べると汁の差だけ缶そのもののサイズも小さいので、洗って捨てるのも幾分か楽です。

 

 

各種ツナ缶評価

 メーカーごとにツナ缶を並べて評価します。評価項目は価格、味、その他の3つ、また3段階評価です。ツナ缶と一緒にたべている米ははえぬきです。

 

はごろもフーズ

 最もポピュラーなツナ缶メーカー。CMもたまに出している。ツナ缶メーカーの中では高級志向であり、平均的サイズである70gツナ缶の単価が他メーカーより平均して約25円ほど高い。近所のスーパー(ド田舎)では見かけなかったがマグロを原材料としたツナ缶もを多種生産しており、はごろも内では「シーチキンの特選品」と紹介されている商品もある。まぐろ由来のツナ缶見つけたら一度買って食べたい。

 6/2追記

 缶もいい缶を使っているのか、油分の缶への粘着があまりなく、身を丁寧に食べた後ならティッシュ処理せず水洗でも綺麗になる。きっと他にも単価が高いだけのこだわりがあるのだろうけど、そういう点って食べ比べたり毎日使ったりしないと分かんないよなあって思った。

 

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はごろも シーチキンマイルド

 恐らく万人が最も想像するツナ缶。70g缶の単価は125円程度。ラベルのイメージと比べると、実際はもっと色が濃い肌色をしていて美味しそうに見える。この色が他社ツナ缶との差異(な気がする)で、野菜やご飯といった他食材に良く合う。使っている油の性質かは分からないが、他社のツナ缶に比べると多少箸でほぐしやすい。

値段 : ☆

味 : ☆☆☆

"料理"適正 : ☆☆

 

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はごろも オイル不使用シーチキンマイルド

 オイル不使用なことより元の商品と比べてカロリーが約1/4になったすごいツナ缶。他社比べて顕著なのは、通常製品-ノンオイリー製品における味の差(劣化?)が少ないこと。それだけ聞くと元製品の上位互換だが、単価がさらに上がり140円程度になる。

値段 : ☆

味 : ☆☆☆

再現性 : ☆☆☆

 

いなば食品

 はごろもフーズと同じく特に有名なメーカーで、ツナ缶を思い浮かべたらこれという人もいるかもしれない。他社ツナ缶より10~15円ほど高いが、はごろもフーズよりは安いという立ち位置。こだわりがあるのか、まぐろ由来のツナ缶を太く販売している。

 

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いなば ライトツナフレーク

まぐろのツナ缶。まぐろだから高いかと言われるとそうでもなく、はごろもシーチキンマイルドと大体同じくらいの値段で販売されていることが多い(はず)。まぐろのツナ缶が食べたいと思ったらまずこれだと思う。味はカツオ系に比べると濃く、何もつけなくても十分野菜やご飯と食べることができる。若干脂質が多い。ナチュラルミネラルウォーターは分からない。

値段 : ☆☆

味 : ☆☆☆

ミネラル : ☆

 

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いなば ライトフレーク

カツオのツナ缶。社独自の味付け路線だろうか、いなばのツナ缶は塩分がわずかに少なく、脂質がわずかに多い。その差は食べてみると意外にわかり、まろやかな感じがする(社HPはコクと表現している)。この辺は好みだと思う。

値段 : ☆

味 : ☆☆☆

コク : ☆☆

 

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いなば ライトフレーク 食塩無添加オイル無添加

↑のカツオツナ缶を食塩無しオイル無しで製造したもの。缶を見ると「野菜スープ調理」と書いてある。はごろもと比べると値段は上がらないが、やはり味は劣る。ここまで来るともっと安いメーカーの低カロリーツナ缶でいいかなって思う。なんにせよ単品でご飯と食べてもそんな美味しくない。

値段 : ☆☆

味 : ☆

缶の記載内容 :  ☆☆☆

 

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いなば ライトツナDHA

田舎にありがちな個人経営っぽいお店に置いてあったまぐろのツナ缶。単価200円したから1個しか買わなかった。店補正もあるけどネット見る限りお高いツナ缶っぽい。原材料の項目がやたら多い。いわゆるDHAなどの栄養素は魚の脂質に多く含まれていることを考えると、油分に魚由来の油を使用しているのだろう。と思ってHP見たらそう書いてあった。 

値段 : ☆

味 : ☆☆

知性 :  ☆☆☆

 

キョクヨー

ツナ缶メーカーの中では安価なカツオツナ缶を販売している。この辺から税抜きの単価が2桁になるので見た目にも安く感じる。価格努力してる割には美味い、という印象。公式HPがとても見にくいのでなんとかしてほしい。

 

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キョクヨー かつお味付けフレーク

油漬けではなく味付け。食べた感じたぶん醤油で付けてる。ごはんと食べるための商品で、現在の生活における朝食のメインツナ缶。比較的安いのに量がなぜか110gある。強い。

値段 : ☆☆

味 : ☆☆

量 :  ☆☆☆

 

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キョクヨー ライトフレークかつお油漬け  カロリー30%オフオイル50%カット

いい感じに健康面を気にしたかつおツナ缶。このくらいの肥満防止措置なら味の劣化はあまり感じない。低カロリー低資質な食生活を目指し始めた人にはかなりオススメできる。

値段 : ☆☆

味 : ☆☆

バランス :  ☆☆☆

 

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キョクヨー ライトツナまぐろ油漬けフレーク

安いまぐろツナ缶。やはりまぐろ系はカツオ系より油な感じがするが、このまぐろツナ缶はそれほど脂質も高くないし、カロリーも150kcal/70g と何故か低め。恐らくツナ缶のカロリーは油分が大きく関与しており、ツナ缶の製造時における油分の扱いで大きく変わるのだと思われる。

ちなみにツナ缶のポピュラーな調理方法は油"漬け"であり植物油で調味したものなので、ツナ缶の油分のほとんどは原料のまぐろ・かつおに由来しない。

値段 : ☆☆

味 : ☆☆

カロリー :  ☆☆

 

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キョクヨー ライトツナオイル無添加

水煮と書いてあるので食べてみたら予想通り味があまりしなかった。醤油をかけたらいい感じに食べられたので、ノンオイルツナ缶に味足して食べると普通にツナ缶たべるよりカロリーは抑えられると思う。家に無いから分かんないけどマヨネーズと合いそう。結局オイリーやんかいってなるけど。

値段 : ☆☆

味 : ☆         (各自調味必須)

カロリー :  ☆☆☆

 

その他メーカーの製品

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TOPVALU  サラダに使いやすいライトフレーク かつお油漬けフレーク

単価がはごろもフーズの約半分という衝撃的な価格。しかしかつおツナ缶にしてはやや白っぽく不安で、味もあまりよくない。たぶん油がいけない。安かろう悪かろうを体現した商品。とはいえ他社のツナ缶を知らなければこれでいいと思う。

値段 : ☆☆☆

味 : ☆

白さ :  ☆☆                                                                                       この白さはアドにはならない

 

 

 

最後に

 食レポは客観的な評価が特に難しいので大変でした。とはいえはごろもフーズ以外のツナ缶も一度は食べてみることをオススメしておきます。

 次回の記事何にしようかな。ソシャゲなりエロゲなり美少女の記事いい加減書きたいけど語彙がないから詰まりがち。