ポケモンUSM : BMIマルチバトル-ジャラランガクチート雨
(投稿直前にスペルミスに気づいたけど作り直すのがめんどくさかったので許して)
こんばんは、いんてぐらるです。今回は冬合宿のエキシビジョンで使用してもらったBMI(肥満)マルチバトル用のパーティーについて書きます。
ぼくは変則ルールのマルチバトルに何故か良い結果がついてくるので今回も参加したかったのですが、ウルトラサン未開封ウルトラムーン殿堂入り未達成ということでまぁ当然参加できないので、考えるだけ考えて同サークルの友人に育成、対戦を頑張ってもらいました。本当にありがとう。元々は予選リーグ+決勝トーナメントがある予定でしたが、諸事情によりエキシビジョンマッチとして1戦のみのお披露目となりました。
ではルールの説明から。BMI(体重[kg]÷身長[m]÷身長[m])が25以上で肥満に属するポケモンのみを用いた各人6→3のUSMマルチバトルで、使用できるポケモンの中から最終進化のもののみを取り出したリストはこんな感じです。
字が小さい上に長えよ！！となるのでどんな具体的にどんなポケモンが使えるのかを簡単に説明すると、レートで見かけるようなポケモンがかなりたくさん使える感じです。種族値と重さはある程度の正相関があるんですかね。
例えば、
(配置自信ナシ)
こんなのとか。文句なく強そうです。割と思い通りの構築組めそうですね。
しかし上のリストを眺めていると一つ重要なことに気づきます。
・フェアリータイプが非常に少ない
ということです。妖精さんはふわふわしてるんですね。マリルリ、クチート、メガタブンネしかいません。ぼくはここを起点に構築を練ることにしました。
さてフェアリーがいないということは相対的にドラゴンが強いので、まず強いと考えたのがジャラランガです。ブレイジングソウルビートは、通せればそれだけで五分を勝勢にできるだけのパワーがあるので迷わず採用。
次に相手のドラゴンを抑えるためフェアリーか鋼のポケモンを考えたのですが鋼からはドラゴンをワンパンできないので、敵のジャラランガやボーマンダなどを迅速に処理したいこともありフェアリー最高打点のメガクチートを採用することにしました。ドラゴンを一撃で沈められる火力を有することは味方にも明確であり、敵のドラゴンに攻撃集中して守るでスカされる、という失敗が無くせます。あと普通に高火力の不意打ち強いですね。
クチートは単体出撃でもそれなりですが、鈍足をサポートしたかったため、トリックルーム持ちのクレセリアを採用しました。トリル持ちの中でも、浮いているポケモンが味方のためにも1匹は欲しいのとジャラランガに強い点を評価しました。
クレセクチートはヒードランやリザYに弱いため、相手の炎を強く抑制できるポケモンとしてトノグドラを採用しました。採用率の高いであろうバンギランドに有利なこと、雨下のグドラはドラゴンミラーで最速なこと、フェアリーポケモンが少ないことなどの点で、トノグドラ選出したいケースは多いと考えました。
最後に、ここまでで重いポケモンであるモロバレルと水タイプ(特にマリルリ)に強く、初手に出されやすいリザYやボーマンダに仕事のできるライチュウ[アローラ]を採用しました。
クチートが炎地面に弱くジャラランガと雨が炎地面に強いのも意識して今回の構築は組んでいます。
以下簡単な個別解説です。
ニョロトノ@だっしゅつボタン 控えめHC
ねっとう/れいとうビーム/てだすけ/まもる
熱湯手助け守るは確定で残り1枠に少し悩んだが、特に思いつくものも無かったのと1ウェポンがなんか嫌だったのでとりあえず冷bにした。今思えば、対ボーマンダ戦でグドラにはなるべく水技を撃ってほしいからニョロトノで削れるチャンスあると嬉しいかもしれない。雨選出の時は雨クチートか雨ライチュウなので、威嚇持ちのクチートや猫持ちのライチュウと相性のいい脱出ボタンを持ち物にした。
キングドラ@ミズZ 控えめCS
だくりゅう/りゅうせいぐん/あまごい/まもる
濁流守るは確定、ミズZ切れば1回高火力必中技を撃てると考えドロポンや熱湯はいらないと思った。ドラゴン環境なのでりゅうせいぐんも確定(りゅうのはどうは火力不足)、リザバンギはどうせたくさんいると思い雨乞いに1枠を割いた。炎地面に投げるポケモンのためSはスカーフランドロス意識とか。
じゃれつく/ふいうち/ほのおのキバ/まもる
じゃれ不意守るはいいとして、鋼で止まりたくなかったので岩雪崩やアイへより炎の牙を優先した。鋼タイプはだいたい重いのでこのルール制限をパスしてくること、モロバレルに撃てることも後押しした。後述のジャラランガ もそうだが、雨を見て出されたモロバレルに炎技を刺せるようにしておくことで立ち回りが楽になることを期待している。勇敢にしたところでモロバレルとのS関係は変えられないことと、麻痺した敵ポケモンを抜けるワンチャン、必ずしもトリルと絡ませる必要もないことから意地でいいんじゃないかな。
クレセリア@たつじんのおび 控えめHC
サイコキネシス/れいとうビーム/ムーンフォース/トリックルーム
一致弱点をもらうケースが少なそうな環境なため1回トリル撃つにはH振りで十分と判断した。C特化帯はH振りメガボーマンダ、D+1ジャラランガ、チョッキランドロスなどが乱1に持っていけるためイメージに反する火力を出せるのは魅力的で、HCクレセリアは別の制限ルールマルチで活躍したポケモンだったため自信があった。
ボーマンダとランドロスが威嚇を飛ばしてくるのが嫌なので特殊型。一人のきあいだま外しは自業自得だけどマルチのきあいだま外しは除名なので却下。鋼とモロバレルに通せる火炎放射が輝いて見えた。積みポケに飛んでくる麻痺催眠をかわせること、耐久が上がるため下手な全体技なら身代わりが耐えること、ヘイトを集めやすいポケモンであることなどから身代わりはジャラランガに向いている技だと思ったので身代わりの採用。同速多発意識、上からZ技を撃つことが耐久上昇に繋がることから最速以外ありえない。
このPTの穴を埋めるのに電気/エスパーの打点はよかった。高速猫は雑に投げても活躍できるから結構好きで、初手に出てきたドラゴンにほっぺで麻痺を撒きジャラランガの起点にできる点は非常にgood。同じく中速ポケを麻痺させて裏のクチートで縛れるようにしておけるいい仕事人だし、このPTの穴埋めとしてこのポケモンを思いついた時は自画自賛してた。
実際は努力値配分が想定と異なるとかしたらしいけど、ライチュウがリアルハチマキしたりジャラランガを気持ちよく通せたりと盛り上がる対戦内容でした。対戦相手の大先輩がライコウにジャラランガ意識の神通力仕込んであってうめえなあと思いましたね。
ここまで見てくださった方、ありがとうございました。レートやらずにそろそろ1年くらい経つのでいい加減やんなきゃいけないですね。
ポケモンって"たまに"やるとすごく楽しいんだけどなあ...
