ハースストーン : マーロックパラディン ガイド
こんばんは、いんてぐらるです。今回はマーロックパラディンのガイドを書くことにしました。使ってて爽やかなので個人的に好きです。
2019年8月度のラダー順位はレジェンド68位フィニッシュでした。主に自作のシャーマンと一般的なマロパラを使っていました。自作デッキのガイドはどうせ需要がないので、そちらに関しては流します。
マロパラってどんなデッキ?
各種マーロックのシナジーを組みながら序盤から攻めるアグロデッキ。
パラディンのアグロデッキはミスチャレなり動員なり何かしら上振れカードが搭載されるが、今回のマロパラもその流れを汲んでいる。
プリズムレンズからの登場!マーロック鮮鯛によって、比較的早いタイミングにおけるカード1枚からの大量展開&デッキ圧縮が非常に強力。このカードのおかげで最後の最後まで諦めないで戦えるし、負けてもプリズムレンズを引けなかったせいにすればいいのでストレスがやや溜まりにくい。
各種クエストデッキに対して有利である反面、Zooやウォリアーなどには不利なため、ラダーでクエストとよく当たるなあと思ったら使いましょう。
サンプルリスト
replay曰く一番使われてるマロパラのリストです。
各カードの採用について
各種マーロック...基本ここから何かマーロックを抜くことはない。鮮鯛で引っ張ってくるマーロックは体力を重視したいところだけど、現状のリストで体力の高いマーロックは上から順に全て入っているから。
プリズムレンズ、鮮鯛...このデッキの最も強い部分。特にAoEを持たないマッチアップではプリズム鮮鯛が決まった時点でほぼ勝ちなこともある。やばい。
ゼフリス...このカードもそうそう抜けない。2ターン目テンポプレイでも基準スタッツあるのが魅力。
リロイ...アグロデッキである以上それなりの優先度がある。特にクエストデッキをターゲットとしているなら入りやすい。
シェフ・ノミ...個人的に抜けてもいいと考えるカードその1。
プリズムレンズの的になって鮮鯛を7マナにしても何も面白くないから(リロイは5マナなので直接鮮鯛に繋がる)。
加えて、鮮鯛してから山切れを待っている間に、対戦相手はだいたい回答の除去やリーサルの手はずを整えていることが多い。
毎週末やっているGMでもFrostee選手はマロパラを持ち込んでいるが、ノミが無いリストをよく使っている。
自分が使った分には、対ドルイドとミラーで稀に活躍、1回だけ対クエロで活躍する程度だったので、普段は別のカード入れてる。
トゥルーシルバー・チャンピオン...抜けても良さそうなカードその2。
基本的にマリガンでキープしないし、デッキ中で重要な働きをするカードでもない。一番の用途は4マナ8点として敵のフェイスにぶつけること。逆に入れたいカードもそんなに無いので入っている、といった感じ。
キープしない、鮮鯛から出てこないあたりに起因して、よくデッキ下に2枚眠りゼフリス雄叫びの邪魔をするので、1枚は入るけど1枚は別のカードにしたいなあと思う。
余談ですが8マナの武器・銀の剣が登場するまで私はこの4マナ武器を銀剣と呼んでいました。銀剣という言い方を気に入っていたので少し残念ですね。だれかこの武器に新しい略称をつけて欲しいです。
入れ替え候補
マーロックのタイドハンター...このデッキは2ターン目にテンポプレイして強いカードが少ないので入りやすい。戦隊のバリューが低くなるので入れたくない気持ちもあるが、テイスティーフィンで手札にマーロックを引き込むと2回目の鮮鯛でマーロックが7体出ないことはよくあるので、マーロックは多めの方がいい。
クレクレ君...上振れカードがあるデッキなのでアグロでも選択肢になる。鮮鯛後のゼフリスやノミにも近づく。
マイクロマミー...こちらも優秀な2マナミニオン。特にミーラックと相性が良く、12蘇りムーブが対アグロにも対コンにもいい感じ。
ソード・オブ・ジャスティス...さっき説明した銀剣1枚の入れ替え候補。ただ3マナのカードは既にそこそこあるのがちょっとアレ。レンズで低マナの鮮鯛握っている時にこの武器でバフかけるのは割と強い。
あとは環境次第でスペルブレイカーとか。
マリガンガイド
常にキープ...タイドコーラー、プリズムレンズ
だいたいキープ...フィッシュブリンガー
そこそこキープ...ミーラック
他のカードはレンズ探しに返しましょう。
※ただし、例えば次のようにテンポよく出せる場合はセットキープ
先行
特にコールドライトの預言者が絡むテンポマーロック並べは強力。
後攻
この場合、戦隊長はマッチによってキープする場合としない場合がある。
このデッキは序盤のマーロック並べの順番や盤面の取り方が腕の見せ所。鮮鯛が印象強いけど、対ドルイド等はテンポプランで勝つことが多いです。
各マッチアップ解説
ドルイド...クエドル想定、有利マッチ。基本的に星の雨を回避出来ないため、序盤にどこまで削りきれるかが大事。
他のマッチでも言えるけど、互いの場に1体以上のミニオン、手札に低マナの鮮鯛と預言者がある時は、鮮鯛で場を埋めてから動けるミニオン1体を自殺させて預言者でバフする、というムーブが存在するので覚えておこう。
ハンター...ハイランダー想定、有利マッチ。秘密の番人からテンポよくカードを使われるとさすがに勝てないが、基本的に全体除去の少ない相手なので横並びに弱い。プリズム鮮鯛できれば勝ち。
メイジ...ハイランダー想定、有利マッチ。ただし炎の護り・呪文相殺等一部カードで壊滅するので一般に言われているほど有利ではない。相殺はどうしようもないが、レノ・ブリザード・フレストのケアは非常に難しいので早期決着を狙おう。
パラディン...ミラー想定、五分。パラディンはマロパララスパラクエパラと色々あるので、基本マリガンであるタイドコーラー・レンズ・フィッシュブリンガーの3枚だけ狙うマリガンでいい。
相手がマロパラだという自信があるなら1マナマーロックを返してでもレンズを引きに行く。
プリースト...コンボプリ想定、微不利。とにかくパイロマンサーが無理なので手札に握られていたら厳しい。鮮鯛に合わせられるのが一番しんどいので、鮮鯛まではカードをオールインして相手に呪文を切らせよう。
こちらも毒毒フィンという高体力ミニオンに対するカウンターは持っているため、多少の抵抗力はある。銀剣が強いマッチアップなので、マリガン時に1,2マナのカードと一緒に初期手札に来たらキープを検討する。
ローグ...アグロ想定、微有利。昏倒や4点武器等単体への除去が優れている相手なので、横に広げることを意識する。つまりプリズム鮮鯛できれば勝ち。というかプリズム鮮鯛しろ。できなくても後攻なら少なくとも五分以上ある。
シャーマン...クエシャー想定、有利マッチ。クエスト達成前に砂嵐のエレメンタルを切ってくれれば鮮鯛が通りやすい。このような特定の相手ミニオンはドロバッシャーで再利用されたくない状況が多いので基本的には倒しておくが、相手のマナ的な制約で再利用が遅くなるなら無視して顔を詰める場合もある。
SMOrcしすぎると技師、砂嵐、7/3/4急襲 で泣きをみるので注意。このあたりのトレードor割り切りフェイスの判断が楽しい。
ウォーロック...Zoo想定、不利マッチ。小型ミニオン同士による盤面形成では絶対に勝てないので、1度はレンズに頼らないと勝ち目がない。そのため(特に後攻の場合)1マナミニオンを返してでもレンズを探しに行く。逆に、リーサルを取られる前にプリズム鮮鯛が決まればAoEを持たないZooには形成逆転できる。
絨毯と3/4/5を毒毒フィン等で効率よく除去できるとレンズ引くまでの時間を稼げる。
ウォリアー...ウォリコン想定、不利マッチ。レンズが無い場合は全てが自分に都合よく行くと思ってプレイする。逆にレンズを構えている場合は相手に早くAoEを切って欲しいので、丁寧にボードの処理をする。鮮鯛の処理に乱闘切ってくれているならノミが通りやすい。バタバタミイラはケアしにくいがダイノマティックはケアできればしたいところ。
しかし、対爆弾ウォリアーは爆弾を埋められるとレンズで爆弾を引いてコンシードなので、まだウォリコンの方が助かっているとも言える。
終わりに
プリズムレンズが実質的に去るスペハンのバーンズ→ヤシャラージュとなっているデッキ。2枚入るのはやっぱりずるいと思う。レンズがナーフされないうちに使っておきましょう。